お一人おひとり、痛みに不安な方、お子さんがいる方、妊娠中の方、疾患をお持ちの方、シニアの方など、お一人おひとりの事情は異なります。
当院では患者さんの不安と向き合い、最善の歯科診療を行います。
当院に来るすべての患者さんには色んな事情や気持ちがあります。一人ひとりの価値観や不安に寄り添い、その人にとって最善の治療を行います。
特に治療前には、患者さんと歯科医師が直接話す機会を大事にしています。ご不安・ご不明なことがありましたら、その際にお知らせください。
痛みが苦手な方の治療について
痛みが出る処置を行うときは、患者さんが極力痛みを感じないよう配慮します。
複数ステップの麻酔で痛みを感じづらくします
当院では通常の麻酔を行う時、複数ステップの麻酔を経ることで、痛みを感じないように配慮しています。またこの上なく極細な針を使用し、痛みが感じづらいよう配慮しています。
静脈内麻酔鎮静法の使用
必要に応じて全身麻酔の静脈内麻酔鎮静法を行います。(自由診療)
お子様のいる方へ
妊婦さんや親御さんの治療、お子さんの治療にフレキシブルに対応しています。
親御さんの治療にはキッズルームを
当院には個室のキッズルームがあり、お子さんが待っている間、キッズルームをお使いいただけます。治療中は、キッズルームにいるお子さんの様子をiPadにてリアルタイムでご確認いただけます。
お子さんの治療について
当院では子どもの治療経験豊富な歯科医師が治療を行います。
なかなかお子さんが歯医者に行ってくれなくてお悩みの方
将来的なお子さんの人生を考えると、無理矢理歯医者に行かせるのではなく、ご自身のペースで心を開き、定期的に通い続けるのが理想的です。
大人でも、新しい場所には時間がかかりますよね?子どもが場慣れするには、大人以上に時間がかかる傾向があります。
まずは家族の付き添いでキッズルームを楽しみながら、治療の機会を探ってみてはいかがでしょうか。
※当院では、親御さんの治療に付き添いで来ていただいたお子さんとは、歯科医師・歯科衛生士がコミュニケーションをとるようにしています。
妊婦さんの治療について
妊娠中はそれまでと身体の状態が変わり、歯や歯肉の状態が変わってしまう方もいます。正しい知識を知り、歯のお手入れや定期健診の受診を行いましょう。
妊婦さんが知っておきたい歯の知識
妊娠中に歯がボロボロになる?
ちまたでは、「妊娠中に歯がボロボロになった」と言われることがありようですが、妊娠中に歯が自然とボロボロになるわけではありませんのでご安心ください。
虫歯と歯周病のリスクが上がります
妊娠中に悪阻(つわり)になったり間食が増えたりすることで、虫歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすくなります。歯のお手入れをして、虫歯や歯周病を防ぎましょう。
歯周病と早産の関係
歯周病の妊婦は歯周病でない妊婦と比べて早産になりやすいというデータがあります。理由は、歯周病になるとサイトカインが増殖し、それがお口から血液中に移動して増殖すると、子宮収縮や陣痛を引き起こすためです。
歯のお手入れをして、歯周病をしっかり予防しましょう。
妊婦さんは健診やクリーニングへ
身体が安定している時は、クリーニングでのご来院がおすすめです。日頃のセルフケアだけでは残ってしまった細菌のかたまり「プラーク」やプラークが硬くなり歯ブラシではとれなくなってしまった「歯石」等を取り除き、虫歯や歯周病のリスクを低減しましょう。
妊娠中の虫歯治療について
妊娠中に虫歯が出来てしまった場合は安定期の治療が基本です。
妊娠初期の虫歯治療
赤ちゃんの体の器官が形成される大切な時期です。麻酔や薬などを使用しないで済む軽い治療やクリーニングに留めておくのが安全です。
痛みがある場合は応急処置を行い、安定期になってから治療します。
妊娠中期の虫歯治療
安定期に入ると、ほとんどすべての歯の治療が可能になります。抜歯も可能です。ただし妊婦さんの身体や健康の状態により異なります。妊娠中でも安全な麻酔や治療法が基本です。
妊娠後期の虫歯治療
早産のリスクが高まってくるという意味で、安定期と比べるとリスクは高まります。治療しなかった場合のリスク、治療した場合のリスクを比べながら治療計画を建てます。
妊娠中の局所麻酔は大丈夫?
歯科で使う局所麻酔薬(キシロカイン)は無痛分娩の際にも使用され、胎児への影響はほとんどないとされています。
充分な治療説明を
当院では妊婦さんに限らず、治療の前後には充分に治療説明を行っています。現状どんなお口の状態でどんな治療が必要な状況なのか、治療をするとしたらどんなメリットやデメリットがあるのか等を歯科医師から説明します。ご不安なこと、ご不明なことはその際にお知らせください。
有病者の治療について
糖尿病の方、高血圧の方、心臓に持病をお持ちの方、その他各種疾患をお持ちの方やお薬へのアレルギーなど、お一人おひとりの身体は異なります。
特に治療中の方や持病がある方は歯科治療の麻酔や外科的処置により影響が出る場合がありますので注意が必要です。
※全身状態や診察の結果により、大学病院などの高度医療機関へご紹介をさせていただくケースもございます。
注意が必要な疾患
以下の疾患をお持ちの方は、治療に注意が必要です。ご予約時もしくは初診時のお申し出ください。
循環器系 | 高血圧、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、不整脈、先天性心疾患、ペースメーカー、ICD |
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呼吸器系 | 喘息、慢性閉塞性肺疾患 |
代謝 | 糖尿病 |
産婦人科 | 妊娠中の方、授乳中の方 |
その他 | 甲状腺疾患、脳血管疾患、血管疾患、人工透析、肝炎・肝硬変、自己免疫疾患・リウマチ、がん、他 |
安全な歯科治療のために
安全な歯科治療を行うために、以下をお守りください。
- 問診票には必ず正確にご記入をお願いします。
- お薬手帳をお持ちください。
- 再診の方で病気の状態や治療内容・服薬内容に変更があった場合はお知らせください。
有病者対応スタッフ
当院では有病者歯科医療学会所属の大金院長を中心に、疾患をお持ちの方の治療に対応しています。
歯の治療にあたって、不安な方は歯科医師にご相談ください。
現場で実績を積み重ねてきた各分野の専門家と話すことで、今できる最善のことを提案します。
お電話でご相談も承ります
歯を守る専門家チームで患者さんの健康を守ります。
★ 9:00〜15:00
休診日:木、日、祝日
※受付時間は、診療終了時間の30分前までとなっております。
今すぐ診察を受けたい方へ
当院は予約制ですが、急な症状の方の相談にもできるだけ対応しています。混雑している場合はお待たせすることがあります。まずはお電話でお問合せください。
03-6300-4682東京都中野区本町3-32-22 東ビル2F
中野坂上駅 3番出口より徒歩5分