親知らずの抜歯や外傷からインプラント・歯周外科治療まで

転倒や事故などで歯が欠けた・折れた・抜けたなどの方、親知らずが気になる方などの外科的治療、インプラントや歯周再生療法など抜歯を回避するための治療、顎関節や舌・口腔内の異常や痛みなどを全般的に治療します。

口腔外科とは

口腔外科はあまり聞き馴染みがない方も多いかと思いますが、大学病院の歯医者さんなどには必ずある診療科目です。

口腔(お口からのどまで)の治療を幅広く行い、外科的なアプローチで治療を行います。
交通事故やスポーツによる外傷だけでなく、親知らずや生まれつきの異常から悪性腫瘍の治療まで幅広く対応しています。

日本口腔外科学会の認定医が担当します

DR.大金

大金瑞樹歯科医師・院長のプロフィール

プロフィール

日本歯科大学生命歯学部卒業。口腔外科を専門として大学病院で勤務し、虫歯・歯周病の治療から外科・救命救急・麻酔科まで幅広く活躍。審美歯科の第一線で活躍するノブレストラティブデンタルオフィス、歯内療法の第一線で活躍する橋爪エンドドンティクスデンタルオフィスに師事。2022年9月中野坂上サークル歯科クリニック院長就任。

所属

日本口腔外科学会 認定医
日本小児口腔外科学会
有病者歯科医療学会
日本歯科麻酔学会
日本口腔インプラント学会
K2年間セミナー
Dr.Nakamura CEREC Private Seminar
一ノ塾 3期生

外傷や事故で歯が欠けた・折れた・抜けた

交通事故やスポーツなどの外的要因で歯が欠けた・折れた・抜けた場合の処置を行います。

外傷や事故で歯が欠けた

歯が抜けたときの治療

歯の再植処置により、元に戻せる場合があります。抜けた歯は乾燥せずに保管することが大切ですので、綺麗に洗ってお口の中で保存するか、新しい牛乳に入れてお持ちください。
歯を元に戻す確率をあげるためにも、1分でも早くご来院ください。

※抜けた歯の状態によっては、再植処置そのものが行えない場合がありますのでご留意ください。

歯が折れた・欠けたときの治療

歯が折れた、欠けた場合、抜歯になることもありえますが、必ずしもそれが正しいとは限りません。歯の状態によっては、抜かずに保存が可能なことも十分にあります。
折れてしまった歯を放置すると、最終的に抜歯となる可能性が高いです。痛みが生じていないとしても、放置せず早めの治療をお勧めします。

お口周りの外傷全般の治療

顔面は身体の中でも事故やケガで外傷を受けやすい部位です。交通事故やスポーツ、作業中や転倒などによるケガなどに対応しています。

治療可能な症例

お顔の骨折、歯の脱臼、咬合の異常、あごをぶつけた など

親知らずや生まれつきの異常

親知らずとは、歯列の最奥、8番目に生える永久歯です。15歳前後~20代に生えてくる人が多く、中には生えないまま埋伏歯となっている人、4本そろっていない人など、人によって様々です。

親知らずや生まれつきの異常

親知らずを抜かなくてもいい可能性

親知らずが生えていても、必ず抜かなければいけないとは限りません。周囲の歯や歯周組織に悪影響がなければ、そのままでも問題ありません。

親知らずで歯医者に行くタイミングとは

親知らずの周りが腫れていたり、痛んだりする方は、迷うことなく早めにご相談ください。
親知らずが生えそうな方、歯肉が腫れている方、そろそろ生えそうだという方は、一度見せにきていただけると安心です。特に問題がなければ抜歯しませんので、安心していらしてください。

親知らずを抜くタイミングとは

親知らずは斜めに生えると、周りの歯や骨が押され、炎症が起きたり、ブラッシングが難しいため虫歯のリスクが高まったりします。
放置してしまうと、痛みが強くなったり、膿がたまって口が開かなくなったりする場合があります。

親知らずを抜くタイミングとは

インプラントの治療

虫歯などで歯を失ってしまった場合、審美性や機能性を回復させるための治療法としてインプラント治療があります。

インプラントの治療

チタンが骨としっかり結合する性質を利用し、チタン製の人工歯根を骨に入れます。当院ではCTとセレックの口腔スキャンで3次元データを作成し、シミュレーションしてインプラント手術を行います。

インプラント治療の詳細

歯周再生療法

歯周病は歯と歯肉の間に細菌が感染し、やがて歯根など奥に向かって進行していき、骨などの組織を溶かしていきます。重度歯周病は、感染進行を止めるために抜歯を行う場合があります。
歯周再生療法とは、歯根の感染源を取り除き、再生誘導剤で骨などの組織を再生させる治療法です。抜歯を勧められた重度歯周病の方も治療可能な場合があります。

歯周再生療法
歯周再生治療の詳細

顎関節症など顎骨の治療

顎関節は、噛み合わせやストレス、精神的な緊張や外傷などにより大きな負担がかかる場合があります。

歯周再生療法

顎関節症の症状

  • 口を動かすと、顎の間接が痛む
  • 口を開けづらい、大きく開けられない
  • 口を開けるとポキポキ、ジャリッなどの音が鳴る

顎関節症の症状

現代人に多い顎関節症は、歯並びや咬み合わせの異常により引き起こされることが多いです。マウスピースを装着し、ゆっくりと顎関節を調整して不調を改善させます。
放置していると顎関節が変形し、外科手術が必要になることがありますので、痛みや違和感がある方は早めの受診をお勧めします。

お口周りのできもの・異常・痛み

お口の周りや中にできた腫瘍や炎症、各種異常も口腔外科で治療可能です。
顔面やお口から喉までが主な治療範囲です。

お口周りのできもの

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群の治療法は様々なものがありますが、歯科で作成するマウスピースで治療可能な場合があります。

マウスピースをつけることで、舌が引き上げられて気道が広がり、いびきが緩和されます。

睡眠時無呼吸症候群

耳鼻咽喉科や医科の紹介状があれば、健康保険適用が可能です。

スポーツマウスガード

スポーツマウスガードはプロレスやアメフトなどの接触が激しいスポーツや瞬発力が発揮されるスポーツなどに有効です。

睡眠時無呼吸症候群

お口を守ります

激しい接触がきっかけで起こるお口の外傷、食いしばりがきっかけで起こる歯のすり減りや破折からお口を守ります。

身体パフォーマンスが向上します

マウスピ―スを噛みしめることで、瞬発力や集中力の向上が期待されます。

ナイトガード

ナイトガードとは、顎関節症や食いしばりが強い方がお口を守るために使用するマウスピースです。寝ている間や日中に装着することで、顎関節や歯の負担を軽減します。

ナイトガード

マイクロクラックと虫歯リスク

マイクロクラックとは、歯を強い食いしばった時に起きる歯の目に見えないくらい小さなヒビのことです。
一見すると問題ないように見えますが、そこから細菌が入り込み虫歯のリスクが高まることがわかっています。
食いしばりが強い方は、マイクロクラックの予防にナイトガードを装着することが望ましいです。

全身管理

口腔外科の治療では手術を行う場合があります。外科処置は局所麻酔・伝達麻酔で行うことが多いですが、必要応じて、静脈内鎮静法という全身麻酔を行うことが可能です。
その場合は、当院在籍の日本歯科麻酔学会の専門医が全身管理を行いながら処置を進めます。

DR.五井

歯を抜く方へ~なるべく痛まず、なるべく腫れないために~

歯を抜くというと、「こわい」と感じる方もいるかと思います。
実際、抜歯は痛みや腫れが出ますが、それを極力抑えるために前日からご自身でできることがありますので、紹介します。

抜歯前の注意点

抜歯前は睡眠と食事をしっかりとり、体調を整えておきましょう。

睡眠をしっかりとる

睡眠不足や体調不良の状態では免疫力が下がりやすく、抜歯後に起きる炎症反応にも影響が出ます。
抜歯前日は休養と睡眠を充分にとりましょう。

食事をしっかりとる

抜歯の術後数時間はお食事を控えていただく方がよいです。術後は麻酔が効いた状態のため、頬を噛んでしまったり火傷してしまったりする可能性があるからです。
そのためにも、抜歯前にはしっかり食事をとっておくことをお勧めします。

抜歯後の注意点

抜歯後の回復が早くなるよう、ご自身でできる注意点を紹介します。

抜歯後のうがいに注意

処置を受けた後のうがいに注意してください。繰り返しうがいをしたり、強くうがいをしたりすると、固まった血液がとれて、治るのに時間がかかる上、感染のリスクが高まります。
翌朝起きた時もお口の中に血の味がしても、心配しなくて大丈夫です。

歯ブラシ

治療した箇所以外は、通常通り歯ブラシしてください。患部は歯ブラシは避けます。歯磨き粉やマウスウォッシュは患部がしみるのでご注意ください。

抜歯後に控える事

術後2~3時間は麻酔が聞いているため、食事は控えてください。頬を噛んだり火傷したりする可能性があります。
また、その日一日は、血行が良くなる入浴・飲酒・運動は控えてください。痛みや腫れ、出血がひどくなる場合があります。

服薬

お薬が処方されますので、調剤薬局の薬剤師の指示通りに服用してください。

消毒と抜歯

次回お約束の日に患部の消毒と確認を行います。患部を塗った場合は、抜歯を7~10日後に行います。抜歯せずに糸を放置した場合、感染の原因になりますのでご注意ください。

出血が気になる場合

出血が気になる場合は、清潔なガーゼやティッシュを丸めて患部にあて、15分程度強く噛んで止血します。それでも血が止まらない場合は、当院もしくは救急病院にご連絡ください。

上の奥歯を抜いた方へのご注意点

抜歯後2日間は、鼻をかむ、ストローの使用、飛行機の搭乗は避けてください。鼻や上顎洞の粘膜に圧力がかからないようにするためです。

外科治療でお悩みの方へ

外科治療は初めての方が多く、わからないことや不安なことも多いかと思います。何でも担当医や当院スタッフにお知らせください。

当院では治療前にお口が今どんな状態で、どんな治療が必要なのか、患者さんにどんな選択肢があるのか等を説明し、ご納得&選択していただいた上で、治療に進みます。

患者さんの価値観に寄り添った治療を提案しますので、ご安心ください。

DR.大金

日本口腔外科学会の認定医が治療します。

中野坂上駅から5分の歯科医院です

歯を守る専門家チームで患者さんの健康を守ります。

中野坂上サークル歯科クリニック 内観 営業時間

★ 9:00〜15:00

休診日:木、日、祝日

※受付時間は、診療終了時間の30分前までとなっております。

今すぐ診察を受けたい方へ

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当院は予約制ですが、急な症状の方の相談にもできるだけ対応しています。混雑している場合はお待たせすることがあります。まずはお電話でお問合せください。

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